水辺で飲めるビール
背景
埼玉県越谷市には豊かな水辺が多く存在しています。その中でも象徴的な存在が越谷レイクタウン「大相模調節池親水公園」です。でも実は市内に住んでいる人でもその魅力に気づいていない人は多いのです。美味しいビールに誘われて、レイクタウンをはじめ越谷の豊かな水辺の存在を知って欲しい。
そのためにはどうしたらよいか。
「水辺で乾杯が出来るビールがあればいいんじゃない?」
関係者がビール好きが多いというのも後押しし、越谷ビールプロジェクトがスタートします。
どんな味が良いかアンケートなどを実施し、その結果を踏まえ、徐々にビールの味や色を絞り込みながら、一年以上の時間を費やして今回のビールの味に辿り着きました。
この味を再現してくれるブリュワリーとして三重県伊勢市の「ISEKADO」さんに協力を得る事が出来ました。クラフトビール好きなら知らない人はいない、クラフトビール界のレジェンド。
そんなISEKADOさんが我々素人の話に耳を傾けた理由は、越谷と伊勢との関係があったからなのです。
ISEKADOとの出会い
今から遡ること約30年前、伊勢神宮第61回式年遷宮にて、神宮内宮旧板垣南御門を越ヶ谷にある久伊豆神社の第三鳥居に拝領しました。これをきっかけに、越谷と伊勢の絆が生まれ、交流が深まりました。
神宮の御神木が門外に出る事は異例の事。
ただ飲む為のビールではなく、水辺に集まる人々の繋がりや絆を深めるためのビールにするには、ぜひ伊勢市にあるISEKADOさんにビールを作って欲しい。
この想いをISEKADOさんに伝えたところ、伊勢との繋がりに共感いただくとともに、越谷の水辺にも高い可能性を感じていただき、コラボレーションする運びになりました。
ビールの名前
越谷のクラフトビールを作るからには、より多くの「越谷好き」、「越谷に住むビール好き」に関わって欲しい。そこでビールの名称のアンケートを実施しました。
アンケートの結果名称は
「越谷水辺エール」
に決定しました。
「越谷水辺エール」は、アンケートで1位になったとともに、越谷ビールプロジェクトのメンバーが喧々諤々と議論した結果、「越谷水辺エール」に決定しました。
パッケージ
ロゴ・パッケージデザインは、水が穏やかに流れるイメージをもとに、一人でも、仲間とでも、大切な人とでも、水辺でのんびり、晴れやかな気分でビールを楽しめるようなデザインを目指しました。越谷の新たな魅力を再発見し、越谷をますます好きになってもらえるきっかけになってほしいとの思いがこめられています。
背景柄は伊勢神宮から拝領した木材で作られた久伊豆神社の鳥居をはじめ、しらこばと、越谷いちごなど越谷の名産が織り込まれ、探索する楽しみを提供するデザインとなっています。
ロゴ・パッケージデザイン CLAP https://www.clap-design.com/
背景柄・テキスタイル作家 竹内優美 Instagram @yumi_takeuchi_313
商品概要
品 目:ビール
商品名:越谷水辺エール(こしがやみずべえーる)
容 器・容量:缶 350ml
発 売:2024年4月下旬
アルコール分:5.0%
スタイル:アメリカンスタイルペールエール
発売地区:埼玉県越谷市、越谷市近隣エリア
製造者:有限会社二軒茶屋餅角屋本店
製造所:伊勢角屋麦酒 下野工場(三重県伊勢市)
価格:オープン価格